デジタル大辞泉 「放射エネルギー」の意味・読み・例文・類語 ほうしゃ‐エネルギー〔ハウシヤ‐〕【放射エネルギー】 電磁波のエネルギー。進行方向に垂直な単位面積を、単位時間に通過するエネルギーとして定義する。その向きと大きさは、電場と磁場のベクトルの外積であるポインティングベクトルで与えられる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「放射エネルギー」の意味・わかりやすい解説 放射エネルギーほうしゃエネルギーradiation energy 電磁波のエネルギー。電磁波は波動の1種であり,1点から放射されたエネルギーは,初めは球面波によって,十分離れたところでは平面波によって伝わる。この波面の単位面積を通して単位時間に流れるエネルギーはポインティング・ベクトルで与えられる。これを全波面で積分したものは波源から放射された単位時間あたりの放射エネルギーに等しい。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報