散り込む(読み)ちりこむ

精選版 日本国語大辞典 「散り込む」の意味・読み・例文・類語

ちり‐こ・む【散込】

  1. 〘 自動詞 マ行四段活用 〙 花や葉などが散って、中に舞いこむ。
    1. [初出の実例]「清滝や波に散込青松葉」(出典:俳諧・芭蕉翁追善之日記(1694))
    2. 「其の新川の帳尻に、柳の葉の散込むのが秋風の立つはじめ」(出典:日本橋(1914)〈泉鏡花〉一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例