散布超過(読み)さんぷちょうか

百科事典マイペディア 「散布超過」の意味・わかりやすい解説

散布超過【さんぷちょうか】

国の民間への支払が民間からの受取より多い場合,財政資金の対民間収支は散布超過であるという。散超略称。この場合は民間の通貨量が増加するから金融が緩和される。→引揚超過

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の散布超過の言及

【揚超・散超】より

…〈揚超〉(引揚げ超過の略)とは,財政資金対民間収支(国庫収支)において,租税,国債等により国が民間から受け入れる額のほうが,年金,公共事業等の財政資金の民間への散布を上回る状態のことで,受け超ともいう。逆に〈散超〉(散布超過の略)とは,財政支出が民間からの受取りを上回った状態のことで,払い超ともいう。揚超・散超には季節性がある。…

※「散布超過」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android