敦煌写本

デジタル大辞泉プラス 「敦煌写本」の解説

敦煌写本

中国敦煌市にある敦煌千仏洞莫高窟(ばっこうくつ))で1900年6月に発見された数万点におよぶ古文書群の総称道士の王円ろく(「ろく」は竹かんむりに録)が偶然発見したものを英仏冒険家学者などが購入して持ち帰り、世に知られるものとなった。唐代以前の貴重な資料が多く含まれ、写本だけでなく、木版印刷された文献もある。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android