デジタル大辞泉プラス 「敦煌写本」の解説 敦煌写本 中国、敦煌市にある敦煌千仏洞(莫高窟(ばっこうくつ))で1900年6月に発見された数万点におよぶ古文書群の総称。道士の王円ろく(「ろく」は竹かんむりに録)が偶然発見したものを英仏の冒険家や学者などが購入して持ち帰り、世に知られるものとなった。唐代以前の貴重な資料が多く含まれ、写本だけでなく、木版印刷された文献もある。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報