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莫高窟 バッコウクツ

デジタル大辞泉の解説

ばっこう‐くつ〔バクカウ‐〕【莫高窟】

敦煌石窟

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百科事典マイペディアの解説

莫高窟【ばっこうくつ】

敦煌莫高窟

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世界遺産情報の解説

莫高窟

莫高窟(ばっこうくつ)は中華人民共和国甘粛省敦煌市の近郊にある仏教遺跡です。鳴沙山の東の断崖に、南北1600mに渡って掘られた700あまりの洞窟があり、その中に約2400の仏塑像が安置されています。壁には一面に壁画が描かれ、総面積は4500平方mにもなります。紀元前336年に楽(らそく)和尚により創建されたとされ、その後、元朝までの約1000年間にわたり造り続けられました。建築、彫塑、壁画の保存状態や芸術性の高さには目を見張るものがあります。ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。

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世界遺産詳解の解説

ばっこうくつ【莫高窟】

1987年に登録された中国の世界遺産(文化遺産)で、同国北西部、甘粛省敦煌市近郊にある仏教遺跡。古くから中国と西域を結ぶシルクロードの要衝とされてきた敦煌中心部から南東25kmに位置する鳴沙山(めいさざん)の東向きの断崖に、南北1.7kmにわたって石窟が掘られ、そこに仏像が安置された。西千仏洞、安西楡林窟、水峡口窟をはじめとした合計735の石窟(石室)と2415体の仏塑像や壁画が現存している。その規模や歴史的な重要性は、ほかの石窟を圧倒している。石窟群のうち現存する最古の窟は4世紀末から5世紀はじめに造営されたものである。石窟群からは、3万~5万点に及ぶ文書や写本、仏画、経典などが発見されている。◇英名はMogao Caves。莫高窟は中国語でモーカオクーと発音する。

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世界の観光地名がわかる事典の解説

ばっこうくつ【莫高窟】

中国の甘粛(かんしゅく)省敦煌(とんこう)(トゥンホワン)市の近郊にある仏教遺跡。敦煌市の東南25kmに位置する鳴沙山(めいささん)東の断崖に南北1600mにわたって掘られた、莫高窟や西千仏洞、安西楡林窟、水峡口窟など600あまりの洞窟があり、その中に2400余の仏塑像が安置されている。壁には一面に壁画が描かれ、総面積は4万5000m2。◇出土した敦煌文献はよく知られ、「敦煌石窟」、あるいは「敦煌千仏洞」ともいわれる。1961年に中国の全国重点文物保護単位に、1987年には世界遺産(文化遺産)に登録された。

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世界大百科事典内の莫高窟の言及

【敦煌莫高窟】より

…1900年(光緒26)道士王円籙によって,一小窟(現在の第17窟)から4~5万点にのぼる古写本等の古文書や画巻が発見され,世界的に敦煌学が起こるきっかけとなった。莫高窟は1737年(乾隆2)常鈞が《敦煌雑抄》で紹介しているが,その学術研究は1823年(道光3)徐松が《西域水道記》に碑文と銘を記録し,莫高窟の草創を考証したのが始まりである。1907年以来イギリスのM.A.スタインは数回にわたり経巻・古写本約7000点,画巻500点余,刺繡150点余を持ち去った。…

※「莫高窟」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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