数ゆ(読み)かぞゆ

精選版 日本国語大辞典 「数ゆ」の意味・読み・例文・類語

かぞ・ゆ【数】

  1. 〘 他動詞 ヤ行下二段活用 〙 ( ハ行下二段動詞「かぞふ」から転じて、室町頃から用いられた語。多くの場合終止形は「かぞゆる」 ) =かぞえる(数)
    1. [初出の実例]「ユビ ヲ ヲッテ cazoyureba(カゾユレバ)」(出典:天草本平家(1592)一)

かず・ゆ【数】

  1. 〘 他動詞 ヤ行下二段活用 〙 ( ハ行下二段動詞「かずふ」から転じて、室町ごろから用いられた語。多くの場合、終止形は「かずゆる」 ) =かぞえる(数)
    1. [初出の実例]「高い位ひくい位いかほどあるとかすゆる(〈注〉かそう)ぞ」(出典:玉塵抄(1563)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 他動詞 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む