数珠袋(読み)じゅずぶくろ

精選版 日本国語大辞典 「数珠袋」の意味・読み・例文・類語

じゅず‐ぶくろ【数珠袋】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 数珠を入れる袋。
    1. [初出の実例]「姥さくらつぼみやさげし珠数ふくろ〈湖春〉」(出典:俳諧・桜川(1674)春二)
  3. 婦人が外出するときなどに持つ、小物を入れるための小さな袋。
    1. [初出の実例]「今婦人のもつ小き袋を数珠袋と云過なり、調度袋と云事なり」(出典:随筆・遠碧軒記(1675)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android