数眼鏡(読み)かずめがね

精選版 日本国語大辞典 「数眼鏡」の意味・読み・例文・類語

かず‐めがね【数眼鏡】

  1. 〘 名詞 〙 光の屈折を利用した玩具一種扇形ガラス板三枚あわせて作ったもので、これを通して見ると物がいくつもに見えるところからいう。
    1. [初出の実例]「一もとの花にはうれし数目かね〈口慰〉」(出典:俳諧・江戸弁慶(1680))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android