整合貫入岩体(読み)せいごうかんにゅうがんたい(その他表記)Concordant intrusion

岩石学辞典 「整合貫入岩体」の解説

整合貫入岩体

貫入岩の接触面が,貫入された周囲岩石の地層面や片理などの地質構造に平行なもの.このような貫入岩体にはシル(sill),餅盤(laccolith),盆盤(lopolith)などがある.全体の形をつかむのが難しいことが多く,特に深部のものでは困難である.適合岩体(conformable intrusion),非独立性貫入(non-autonomous intrusion)[Polkanov : 1946],調和的岩体(concordant intrusion),調和的貫入(concordant intrusion)と同じである.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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