敵対的ライセンス

産学連携キーワード辞典 「敵対的ライセンス」の解説

敵対的ライセンス

「敵対的ライセンス」とは、特許侵害を行っている者に対して、事業継続が事実上不可能となるような高額なライセンス料を請求するライセンスのことを指す。通常、侵害を行っている者に訴訟、および侵害の差し止め請求を行う際に、高額なライセンス料を要求するライセンス契約を提案することが多い。「敵対的ライセンス」は、事実上、事業からの完全撤退を促す方法であると言える。

出典 (株)アヴィス産学連携キーワード辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android