敷き立つ(読み)シキタツ

デジタル大辞泉 「敷き立つ」の意味・読み・例文・類語

しき‐た・つ【敷き立つ】

[動タ下二]いかめしく、しっかり立てる。
「宮柱下つ磐根いはねに―・ててつゆも曇らぬ日の御影かな」〈新古今神祇

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「敷き立つ」の意味・読み・例文・類語

しき‐た・つ【敷立】

  1. 〘 他動詞 タ行下二段活用 〙 いかめしくたてる。堅固にたてる。
    1. [初出の実例]「宮はしらしたつ磐根(いはね)にしきたてて露も曇らぬ日の御影かな〈西行〉」(出典新古今和歌集(1205)神祇・一八七七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android