敷銀(読み)シキギン

デジタル大辞泉 「敷銀」の意味・読み・例文・類語

しき‐ぎん【敷銀】

《主に銀本位上方かみがたで用いられた語》「敷金しききん」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「敷銀」の意味・読み・例文・類語

しき‐ぎん【敷銀】

  1. 〘 名詞 〙 ( 主に銀本位の上方地方で用いた語 ) =しききん(敷金)
    1. [初出の実例]「九所(ここのところ)共に揃ふたる女は稀なるに、見よく大かたなる娘に敷銀(シキギン)付ての縁組」(出典浮世草子好色一代女(1686)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android