文化年間高松城下絵図(読み)ぶんかねんかんたかまつじようかえず

日本歴史地名大系 「文化年間高松城下絵図」の解説

文化年間高松城下絵図(文化年間城下図)
ぶんかねんかんたかまつじようかえず

一四一×一四六センチ

原本 高松市立図書館

解説 全面に朱で七センチ方眼の基準線を入れ、寺社水路道路を色別した精度の高い美麗な図である。製作年代は、松浦正一氏は文化年間あるいは文政初年頃、柴田勅夫氏は八代藩主松平頼儀の長男松平頼該・三男頼顕の屋敷が各々内町・亀阜(宮脇村)にあるところから、文化六、七年江戸で誕生した両人が帰高した同一三年五月以後、つまり文化末の作とする。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 宮脇村

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android