精選版 日本国語大辞典 「文挟」の意味・読み・例文・類語
ふ‐ばさみ【文挟】
- 〘 名詞 〙 =ふみばさみ(文挟)①
- [初出の実例]「一人の男ふはさみに文をはさみて申」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))
ふん‐ばさみ【文挟】
- 〘 名詞 〙 「ふみばさみ(文挟)」の変化した語。
- [初出の実例]「うれへ文を作りて、ふんばさみに挟みて出立ち給ふ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)あて宮)
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...