文挟(読み)ふばさみ

精選版 日本国語大辞典 「文挟」の意味・読み・例文・類語

ふ‐ばさみ【文挟】

  1. 〘 名詞 〙ふみばさみ(文挟)
    1. [初出の実例]「一人の男ふはさみに文をはさみて申」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))

ふん‐ばさみ【文挟】

  1. 〘 名詞 〙 「ふみばさみ(文挟)」の変化した語。
    1. [初出の実例]「うれへ文を作りて、ふんばさみに挟みて出立ち給ふ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)あて宮)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む