デジタル大辞泉 「文挟み」の意味・読み・例文・類語 ふみ‐ばさみ【文挟み】 1 文書を挟んで貴人に差し出すための白木の杖。長さ約1.5メートルで、先端の文書を挟む金具の部分を鳥口とりぐちという。文杖ふづえ・ぶんじょう。ふみさし。ふばさみ。2 読みさしの書物に挟んでおく、金・銀・象牙ぞうげ製などの薄い板。のちの栞しおりの類。 ふ‐ばさみ【▽文挟み】 「ふみばさみ1」に同じ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「文挟み」の意味・読み・例文・類語 ふみ‐ばさみ【文挟・文夾】 〘 名詞 〙① 文書類を挟んでさしだすための白木の杖。杖の先端の文書を挟む部分を鳥口という。ふづえ。ぶんじょう。ふんづえ。ふみさし。ふざし。ふばさみ。文挟①〈竹取物語絵巻〉" />文挟①〈竹取物語絵巻〉[初出の実例]「たちまちに名簿をかきて、ふみばさみにはさみてさし上て」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)一一)② 読みさしの書物に挟んでおく、金・銀・象牙製などの薄い板。のちの栞(しおり)の類。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例