斎場所(読み)さいじょうしょ

精選版 日本国語大辞典 「斎場所」の意味・読み・例文・類語

さいじょう‐しょサイヂャウ‥【斎場所】

  1. 〘 名詞 〙
  2. さいじょう(斎場)
    1. [初出の実例]「午時下官引率史以下斎場、於南鳥居外下車」(出典兵範記‐仁安三年(1168)一〇月一六日)
  3. さいじょう(斎場)山槐記‐元暦元年(1184)八月二二日〕
  4. さいじょう(斎場)雍州府志(1684)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

世界大百科事典(旧版)内の斎場所の言及

【斎場】より

…祭礼行事のため,常設あるいは臨時に設けられる清浄な場所。大嘗祭(だいじようさい)の斎場,吉田神社の斎場所などが有名である。大嘗祭では悠紀(ゆき),主基(すき)の両斎国よりもたらされる稲穀や他の国々から献上される由加物などを納入する所を斎場という。…

※「斎場所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android