日本歴史地名大系 「斎宮池古墳群」の解説 斎宮池古墳群さいくういけこふんぐん 三重県:多気郡明和町池村斎宮池古墳群[現在地名]明和町池村 長谷池村(いけむら)の南に広がる斎宮池西側を取巻く標高五〇―八〇メートルの丘陵尾根上に築造。円墳一五基・前方後円墳一基からなる。円墳は径一〇メートルのもの二基、径一三―一五メートルのもの四基、径一七―二〇メートルのもの七基、最大のものは径二三メートルである。一二号墳のみ前方後円墳で、丘陵の最頂部に位置し、全長三二・五メートル、後円部径一九・五メートル、高さ四・五メートル、前方部幅一六メートルと前方部の発達したもので、後期古墳の特徴をそなえている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by