岩石学辞典 「斧石接触岩」の解説 斧石接触岩 接触変成岩で,50%以上にもおよぶ斧石と,透輝石,アクチノ閃石,ゾイサイトなどの石灰珪酸塩鉱物を特徴とする.この岩石名はフロサール(Frossard)により命名され,ツィルケル[Zirkel : 1879]が記載し,ラクロア[Lacroix : 1892]が記載して定義したとされる.花崗岩と石灰質片岩の間に産出.岩石名は鉱物収集家として有名なリムル伯爵(The Count of Limur)に因む. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報