コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

透輝石 とうきせき diopside

翻訳|diopside

3件 の用語解説(透輝石の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

透輝石
とうきせき
diopside

ディオプサイドともいう。単斜晶系輝石の一種。 CaMgSi2O6マグネシウムの位置は最大 10%まで鉄によって置換されうる。硬度6,比重 3.3。淡緑色。ガラス光沢。短柱状結晶。劈開{110}に良好。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

とうきせき【透輝石 diopside】

カルシウムCaに富む単斜輝石の一種。化学組成はCa(Mg,Fe2+)Si2O6で,Ca/(Mg+Fe+Ca)=0.45~0.50,Fe/(Mg+Fe)=0~0.1の組成のものをさす。淡緑色~濃緑色または白色の短柱状~粒状結晶。単斜晶系。モース硬度5.5~6.5,比重3.22~3.38。2種のへき開が発達し,約87度で交わり,へき開面は{110}と{110}である。Caに富む堆積岩やCaとMgに富む炭酸塩質の岩石が接触変成作用をこうむってスカルンになったもの,広域変成作用をうけたものの中に産する。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

透輝石
とうきせき
diopside

輝石の一種で、淡色調のことが多い鉱物。板状、柱状の結晶形をするほか、粒状や繊維状にもなる。石灰質、苦灰質岩起源の変成岩類に珪(けい)灰石、ベスブ石、灰礬(かいばん)ざくろ石、苦土橄欖(かんらん)石、金雲母(きんうんも)、スカポライト(柱石(ちゅうせき))などを伴い、きわめて普通に産する。塩基性火成岩中や閃(せん)長岩質ペグマタイト中にも産する。輝石特有の劈開(へきかい)のほかに、しばしば一方向によく発達した裂開がみられる。いわゆる異剥(いはく)輝石といわれているものはこの性質が顕著なものである。英名は、ギリシア語の二つに見えるという意味から由来する。おそらく種々の晶癖(しょうへき)をもっているためであろう。[松原 聰]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

透輝石の関連キーワードエクロジャイト角閃石硫化カルシウム単斜輝石カルシウム石鹸酢酸カルシウムオンファサイト単斜輝岩オージャイトピジョン輝石

今日のキーワード

アレルギー

語源はギリシャ語。「変わった(変えられた)働き」です。関係しているのは、人間の免疫システム。免疫は本来、人の体を守る仕組みですが、ときに過剰反応し、不快な症状を引き起こすことがあります。それがアレルギ...

続きを読む

コトバンク for iPhone