断熱系(読み)だんねつけい(その他表記)adiabatic system

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「断熱系」の意味・わかりやすい解説

断熱系
だんねつけい
adiabatic system

他との熱の出入りを遮断された熱力学系。断熱系が不可逆変化するときは必ず系の全エントロピーが増大し,可逆変化するときだけ全エントロピーが変らず,エントロピーは決して減少しない。これをエントロピー増大の原理といい,熱力学第二法則の1つの表現とみられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む