知恵蔵 「断続平衡説」の解説 断続平衡説 S.J.グールドとN.エルドリッジが唱えた進化理論で、区切り平衡説、分断平衡説ともいう。化石資料などのデータから、進化は均一な速度で進むのではなく、環境変異などに際して比較的短期間に爆発的な種分化が起こり、それ以外のかなり長い期間は種は安定期(平衡状態)にあるという説。自然淘汰による漸進的な進化を主張する正統派進化論とは対立する。 (垂水雄二 科学ジャーナリスト / 2007年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報 Sponserd by