精選版 日本国語大辞典 「斯の如し」の意味・読み・例文・類語
かく【斯】 の 如(ごと)し
- 身近な事態を現実的、また、限定的にとらえ、それになぞらえる。このようだ。こんなふうだ。
- [初出の実例]「たかき山も、ふもとのちりひぢよりなりて、天雲たなびくまで生ひ上れるごとくに、このうたもかくのごとくなるべし」(出典:古今和歌集(905‐914)仮名序)
- 「世中にある人と栖と、またかくのごとし」(出典:方丈記(1212))
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...