斯まで(読み)かくまで

精選版 日本国語大辞典 「斯まで」の意味・読み・例文・類語

かく【斯】 まで

このようにまで。こんなにまで。
源氏(1001‐14頃)澪標「かくまて、さばかりの心がまへもまねび侍るに、世人やいかにとこそはばかり侍れ」
※尋常小学読本(1887)〈文部省〉六「ああ、小を積みて怠らざるの力は、かくまで大なるものかな」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android