新た代(読み)アラタヨ

デジタル大辞泉 「新た代」の意味・読み・例文・類語

あらた‐よ【新た代/新た世】

新しく変わった世。新時代
「くすしき亀も―と泉の川に」〈・五〇〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「新た代」の意味・読み・例文・類語

あらた‐よ【新代・新世】

  1. 〘 名詞 〙 旧に替わって新しくなった世。事あらたまった新時代。
    1. [初出の実例]「恃(たの)めりし 奈良の都を 新世(あらたよ)の 事にしあれば 大君の 引きのまにまに 春花の うつろひ易(かは)り」(出典万葉集(8C後)一〇四七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android