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新時代 しんじだいNeue Ära

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

新時代
しんじだい
Neue Ära

1858~62年にわたるプロシア王国の相対的自由化の時期。プロシアでも三月革命ののちには政治的反動が強まったが,国王フリードリヒ・ウィルヘルム4世の精神病が高じて,王弟ウィルヘルム (のちの皇帝ウィルヘルム1世) が摂政の座につくと,三月革命の首相 R.アウエルスワルトを中心とする穏健自由主義的内閣を任命し,58年の選挙でも自由と保守の勢力関係が逆転したため,プロシアのみならずドイツ全体の政情に変化が起り,沈滞していた自由・統一の運動が再び活気づいた。小ドイツ主義的自由主義者の団体「ドイツ国民協会」の設立などはその表われである。しかし本来軍人気質のウィルヘルムが,まもなくプロシアの陸軍増強に乗出し,61年6月に結成されたドイツ進歩党が同年末の選挙で第1党となり軍事費の増額に反対したのを怒って,翌年3月に内閣を更迭したため,新時代は早くも終り,ビスマルクの時代を迎える。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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