新城和一(読み)シンジョウ ワイチ

20世紀日本人名事典 「新城和一」の解説

新城 和一
シンジョウ ワイチ

大正・昭和期の評論家,翻訳家,詩人 法政大学教授。



生年
明治24(1891)年5月15日

没年
昭和27(1952)年4月7日

出生地
福島県会津若松市

別名
筆名=真城 倭一(シンジョウ ワイチ)

学歴〔年〕
東京帝大仏文科〔大正4年〕卒

経歴
一高在学中に校友会誌に詩を発表。明治45年から「詩歌」「朱欒」に詩や小説、翻訳を載せる。大正2年未来社に参加。「狂気」などの作品を発表して露風系の詩人の位置を占める。4年「白樺」に参加。「モオリス・パレス論」など評論分野にも進出。「ドストイエフスキイ人・文学・思想」を昭和18年に刊行。他に創作評論集「真理の光」、翻訳「『ユーゴオ詩集』第1巻抒情詩論」などの著書がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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