新左衛門町(読み)しんざえもんちよう

日本歴史地名大系 「新左衛門町」の解説

新左衛門町
しんざえもんちよう

[現在地名]近江八幡市新左衛門町

鍛冶屋かじや町の北に続いて慈恩寺町じおんじちよう通に沿う両側町。西は大工だいく町、東から北は多賀たが村。元禄町絵図では当町中ほどから東へ道が延び、この道の北側も当町域となっている。「輿地志略」には新左衛門町一町とある。多賀村六ヵ町の一で、町名の由来については、大島おおしま奥津島おくつしま神社の慶長四年(一五九九)棟札にみえる大工新左衛門の恩賞地であったためとする説や奉行林新左衛門にちなむとする説があるが不詳(八幡町史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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