新左衛門(読み)しんざえもん

精選版 日本国語大辞典 「新左衛門」の意味・読み・例文・類語

しんざえもんシンザヱモン【新左衛門】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 新参者(しんざんもの)擬人化していったものか。
    1. [初出の実例]「さては女盗人めか。いやいや此とりなり〈略〉名をしらねば新(シン)左衛門ともよばれず」(出典浮世草子・色道大皷(1687)三)
  2. [ 2 ] 江戸初期、京坂地方で著名な渋紙(しぶかみ)屋の名か。
    1. [初出の実例]「お茶は新左衛門渋紙の雨にあへるがごとし」(出典:評判記・嶋原集(1655)梅之部)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む