新日形町(読み)しんひがたまち

日本歴史地名大系 「新日形町」の解説

新日形町
しんひがたまち

[現在地名]仙台市通町とおりちよう一丁目

通町のうち北大工きただいく町の北にある職人町で、「封内風土記」によると北八番きたはちばん丁と北九番丁の間。日形町という名の由来未詳だが、商人町新伝馬しんてんま町は寛文八―九年(一六六八―六九)の城下絵図に日形町とあり、延宝城下絵図では新伝馬町と改称しており、同町との関連が考えられる。しかし同町は一貫して商人町、当町は職人町で、新伝馬町の名称が生れる以前から日形町・新日形町は同時に存在していたとも考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android