新月湖(読み)しんげつこ

日本歴史地名大系 「新月湖」の解説

新月湖
しんげつこ

羊蹄ようてい山の北西山麓にある湖。半月はんげつ湖の北約二〇〇メートルにあり、同時期に形成された。半月湖に比べて小さく、道路も整備されていない。大正二年(一九一三)当時は東西七五メートル・南北二〇メートルの湖水があったが(「田中館秀三記録」倶知安町史)、昭和二八年(一九五三)頃には湖水が著しく減じ、倒木や落ち葉が多く沢沼化していたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android