新泥(読み)しんでい

精選版 日本国語大辞典 「新泥」の意味・読み・例文・類語

しん‐でい【新泥】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 雨が降ってあらたにできるぬかるみ。
    1. [初出の実例]「不似逢関々下路、避牛避馬踏新泥」(出典:山陽遺稿(1841)詩集・二・全家奉母及叔父遊江州諸勝由志賀越)
  3. 壁をあらたに塗ること。また、あらたに塗った壁。あらかべ。
    1. [初出の実例]「矮窓排置小書床、素壁新泥高一方」(出典:柳湾漁唱‐一集(1821)栗軒偶題)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「新泥」の読み・字形・画数・意味

【新泥】しんでい

あら壁。

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