新渡村(読み)にいわたりむら

日本歴史地名大系 「新渡村」の解説

新渡村
にいわたりむら

[現在地名]鹿瀬町豊実とよみ

船渡ふなと村の南東、阿賀野川右岸に位置する。元禄郷帳に高二七石三斗余。「津川旧記」に元和六年(一六二〇)の漆木役八七五本とある。また、小出こいで(現上川村)などとともに津川紙のおもな産地である。「新編会津風土記」に家数一一とあり、耶麻やま杉山すぎやま(現福島県耶麻郡西会津町)へは楢木ならのき峠を越えたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android