日本歴史地名大系 「新釧路市史」の解説
新釧路市史
しんくしろしし
四冊 釧路市 昭和四七―五〇年刊
解説 釧路在住の研究者集団による分担執筆方式で、歴史以外の分野の専門家も加わり研究成果をまとめた。第一巻冒頭の総論で新市史の特徴、地方史研究のあゆみ、開基論争、時期区分など、市史に至る経過と編纂の理論的立場を明示。近世編を除く他二編と第二巻・第三巻の各総説もいわゆる序説ではなく理論的要約に近い。各巻にあとがき。
構成 第一巻総論、第一編自然・先史編(総説以下五章)、第二編近世編―幕政期の釧路(五章)、第三編政治行政編(序説以下八章及び第九章旧鳥取町の歩み)、第二巻産業・経済編(総説以下一一章)、第三巻社会文化編(総説以下六章)、第四巻史料編(基本的史料、文献史料所在目録、総合的年表)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報