方京村(読み)ほうきようむら

日本歴史地名大系 「方京村」の解説

方京村
ほうきようむら

[現在地名]黒磯市島方しまかた

東は大原間おおはらま村、南はしま村、西は上中野かみなかの村。古くは宝鏡小屋ほうきようごや村と称し、享保(一七一六―三六)の頃方京村と改めたらしい。かつて高さ約三メートルの方京塚があった(郷土誌)島村から分村したらしく、同村に含まれることもあった。近世は大田原藩領。元禄四年(一六九一)の宝鏡小屋村石高永高帳(小貫常雄文書)によれば四石九斗余が屋敷二一軒分引となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android