日を同じくして論ぜず(読み)ヒヲオナジクシテロンゼズ

デジタル大辞泉 「日を同じくして論ぜず」の意味・読み・例文・類語

おなじくしてろんぜず

《「史記」游侠伝から》両者の間に大きな差異があって、一緒には論じられない。比べものにならない。同日の論ではない。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「日を同じくして論ぜず」の意味・読み・例文・類語

ひ【日】 を 同(おな)じくして=論(ろん)ぜず[=語(かた)るべからず]

非常に大きな差違がある。くらべものにならない。
※談義本・根無草(1763‐69)後「彼利に入りし倡妓買の、陰症傷寒に類せると、日を同して語るべからず」 〔史記‐游侠伝〕

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