日本トップリーグ連携機構(読み)ニホントップリーグレンケイキコウ(英語表記)Japan Top League

デジタル大辞泉 の解説

にほん‐トップリーグれんけいきこう【日本トップリーグ連携機構】

日本の団体球技の最上位リーグが連携し、互いの強化活動の充実運営活性化目的とする機関。平成17年(2005)に設立された一般社団法人。令和5年(2023)現在、9競技12リーグが加盟JTL(Japan Top League Alliance)。

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知恵蔵 の解説

日本トップリーグ連携機構

ボールゲームのトップリーグを束ねる組織で、2005年5月に発足。会長には森喜朗日本体育協会会長が就任。参加団体は、なでしこリーグ(女子サッカー)、JBL(男子バスケットボール)、WJBL(女子同)、Vリーグ(バレーボール)、ジャパンラグビートップリーグ、ソフトボール日本リーグ、アイスホッケー・アジアリーグ、ハンドボール日本リーグ、ホッケー日本リーグの8競技9リーグ。この機構の目的は、競技の垣根を越えて連携することで、個々のリーグでは達成できない事業を協力して実現すると共に、リーグ間に共通プラットフォームを持つことで、情報の共有や共創、リーグ運営の発展と改善を図ることにある。06年度の事業計画として、(1)国際競技力の向上(コーチ会議開催、国際情報収集・発信)、(2)リーグ活性化(共同広告、観戦者調査、施設の共同利用、新人・審判研修会、国際貢献活動)、(3)総合型地域スポーツクラブ支援事業、(4)選手のキャリア支援、(5)toto販売支援、などを予定。目標は、05年にJOCが掲げた、新ゴールドプランの活動とも深く関わっており、今後の動きが注目される。

(原田宗彦 早稲田大学教授 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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