日本のアフガン退避作戦

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日本のアフガン退避作戦

イスラム主義組織タリバンが実権を掌握したアフガニスタンからの退避支援のため、日本政府は当初の民間チャーター機による出国計画を変更し、8月23日に自衛隊の派遣を決定した。自衛隊の活動は首都カブールの空港内に限られた。26日には空港付近で自爆テロが発生。退避を望む邦人や現地日本大使館のアフガン人職員らの空港への移動は難航し、自衛隊輸送機により出国できたのは日本人1人と米国の要請で運んだアフガン人14人にとどまった。アフガン駐留米軍の撤退は30日に完了し、31日に岸信夫防衛相が自衛隊の撤収命令を出した。(共同)

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