日本三名泉(読み)ニホンサンメイセン

事典・日本の観光資源 「日本三名泉」の解説

日本三名泉

江戸初期の儒学者林羅山が霊湯として挙げた三湯。有馬草津は近世以降に作られた温泉番付で、最上位の「大関」に置かれ、草津温泉明治時代、ドイツ人医師ベルツによって世界に広く紹介された。
[観光資源] 有馬温泉 | 草津温泉 | 下呂温泉

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

世界大百科事典(旧版)内の日本三名泉の言及

【下呂[町]】より

…飛驒川上流の益田川流域にある温泉町。益田川沿岸の段丘上にある下呂温泉(単純泉,33~68℃)は約1000年前に益田川の河床に泉源が発見されたと伝え,中世より飛驒街道の宿場町,湯治場として発展,江戸時代には林羅山が有馬,草津とともに日本三名泉の一つにあげた。泉源が河原にあり,洪水で幾度か流出したが,大正末の掘削以来泉源が安定し,湯量も増加した。…

※「日本三名泉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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