日本人移民排斥運動〔アメリカ,カナダ〕

山川 世界史小辞典 改訂新版 の解説

日本人移民排斥運動〔アメリカ,カナダ〕(にほんじんいみんはいせきうんどう)

アメリカの場合,日本人排斥は中国人排斥を受け継いだといわれるように,中国人排斥法制定(1882年)のあと日本人移民が増加し始めると,排斥運動が活発になった。低賃金で働く日本人移民が競争相手となった経済的現実に加え,「黄色人種」に対する偏見が存在したことは,カナダの場合も同様である。日本との国際関係悪化がこうした運動を強め,連邦政府を動かした顕著な例は,第二次世界大戦時の日系人強制立ち退き政策である。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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