日本人移民排斥運動〔アメリカ,カナダ〕

山川 世界史小辞典 改訂新版 の解説

日本人移民排斥運動〔アメリカ,カナダ〕(にほんじんいみんはいせきうんどう)

アメリカの場合,日本人排斥は中国人排斥を受け継いだといわれるように,中国人排斥法制定(1882年)のあと日本人移民が増加し始めると,排斥運動が活発になった。低賃金で働く日本人移民が競争相手となった経済的現実に加え,「黄色人種」に対する偏見が存在したことは,カナダの場合も同様である。日本との国際関係悪化がこうした運動を強め,連邦政府を動かした顕著な例は,第二次世界大戦時の日系人強制立ち退き政策である。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む