日本国マイロナイト(読み)にほんこくマイロナイト

最新 地学事典 「日本国マイロナイト」の解説

にほんこくマイロナイト
日本国マイロナイト

Nihonkoku mylonite

朝日山地北西方,新潟・山形県境の日本国山周辺に分布するマイロナイト。長さ16km,幅2~6kmの花崗岩マイロナイト帯(日本国‒マイロナイト帯)を構成。高橋浩(1998)呼称。日本国片麻岩(杉山隆二ほか,1951,命名)とも。足尾帯の白亜紀後期~古第三紀の花崗岩類・堆積岩類を原岩とする。NNW-SSE〜WNW-ESE走向を示し,周縁部の片麻状花崗岩から中央部のウルトラマイロナイトまで漸移。正断層成分をもつ左横ずれの剪断センスを示す。本帯の北東側のほとんどでは白亜紀花崗岩と断層関係であるが,南西側では黒雲母花崗岩(岩船花崗岩)に漸移する。新第三系とは断層関係あるいは不整合関係。マイロナイト化作用は暁新世に起こったとされる(Y.Takahashi et al., 2012)。朝日山地の花崗岩質マイロナイト類に連続し,棚倉構造線の分岐断層と考えられる。参考文献Y. Takahashi et al.(2012) J.Asian Earth Sciences, Vol. 47

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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