日本政治思想史研究

デジタル大辞泉プラス 「日本政治思想史研究」の解説

日本政治思想史研究

丸山真男による著作。1952年刊行。1953年、第7回毎日出版文化賞(歴史・地理)受賞

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の日本政治思想史研究の言及

【丸山真男】より

…その間,日本近世・近代の政治思想研究,現代政治思想研究,アメリカ政治学の導入などで業績をあげ,〈丸山学派〉と称される強力な研究者グループを育て,日本の思想史学・政治学を質量ともに飛躍させた。おもな著書に《日本政治思想史研究》(1952),《日本の思想》(1961),《現代政治の思想と行動》(1956‐57,増補版1964),《戦中と戦後の間》(1976),《“文明論之概略”を読む》全3冊(1986),《忠誠と反逆》(1992)がある。 丸山の思想の根底にあるのは,独立自尊の主体的精神に定礎された民主政治を追求する課題である。…

※「日本政治思想史研究」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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