日置寺(読み)ひおきでら

日本歴史地名大系 「日置寺」の解説

日置寺
ひおきでら

[現在地名]立山町日中

日中につちゆう集落の東にある。光白山と号し、真言密宗。本尊大日如来。寺伝によれば、行基の開基と伝えるが、天正年間(一五七三―九二)上杉氏兵火にかかり一時中絶していた。正徳元年(一七一一)大岩山日石につせき(現上市町)五世秀音の弟子秀源が再興し、日置寺と称したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 室町時代

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android