日野間道(読み)ひのかんどう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「日野間道」の意味・わかりやすい解説

日野間道
ひのかんどう

名物裂(ぎれ)の一つ。白茶地に黄・樺(かば)・茶・蘇芳(すおう)・淡紅などのよろけた縞柄(しまがら)を横に織り出した縞物。経緯(たてよこ)の地糸には撚(よ)りの強い細い木綿糸を用いて、ガーゼ状に粗く織り、横縞の色糸には絹を用いて密に織り込み、絹の光沢を十分に生かして地と対照的な効果を出している。間道のなかでも独得の風趣をもち、ほかに色変わりのものが何種かある。茶道を千利休(せんのりきゅう)に学んだ権大納言(ごんだいなごん)日野輝資(てるすけ)の愛用裂と伝えられ、日野肩衝(かたつき)とともに著名である。

[小笠原小枝]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む