日野RU1J型ディーゼル・電気ハイブリッドバス

日本の自動車技術240選 の解説

日野RU1J型ディーゼル・電気ハイブリッドバス

低公害、低燃費を目的とした世界初のインバーター制御による発電機兼モーターを用いたディーゼル・電気ハイブリッド方式の大型バス。車両の減速エネルギーを電気エネルギーに変えてそれをバッテリーに蓄えておき発進加速時にモーターでエンジンの動力補助を行うことにより排出ガス黒煙を低減し、併せてエネルギーの回生による低燃費化を図る。商品名 \"HIMR\" は \"Hybrid Inverter controlled Motor & Retarder system\" からとったもの。路線用、観光用の他に同じ方式の集配車、塵芥車も製品化して居る。保管場所日野自動車工業株式会社 羽村工場 (〒205 東京都羽村市緑が丘3丁目1番地1)
製作(製造)年1989
製作者(社)日野自動車工業株式会社
資料の種類量産車
現状使用中・公開
車名日野ブルーリボンHIMRバス
モデル名RU1J
会社名日野自動車工業(株)
製作開始年1989
車種・用途バス
乗員88人
車両重量9,840kg(curb)
全長10,680mm
全幅2,490mm
全高3,085mm
軸距5,200mm
冷却/気筒配列水冷/直6
排気量7.961cc
最高出力/回転数240PS/2,500rpm
過給機ターボ式インタークーラー式
特徴三相交流誘導機付
ハイブリッドシステム形式なし
駆動方式4×2
モード燃費-
参考文献低公害車ガイドブック’98
その他事項最高速度:80km/h;燃費率:6.0km/l;

出典 社団法人自動車技術会日本の自動車技術240選について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android