日陰者(読み)ヒカゲモノ

デジタル大辞泉の解説

ひかげ‐もの【日陰者】

表立っては世に出られない身の上の人。
世の中に埋もれて、立身出世できない人。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ひかげもの【日陰者】

公然とは世の中に出られない身の上の人。日陰の身。
世に知られずうずもれて暮らす人。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

ひかげ‐もの【日陰者】

〘名〙
① 世をかくれ忍ぶ身の上の人。公然と世に立ちまじわることのできない人。特に、めかけ、私生児、前科などをいった。
※評判記・名女情比(1681)五「曾我は日影者なれば、まづしき事たとへんかたなく」
② 世の中から認められない人。世に埋もれて出世しない人。
仮名草子・大仏物語(1642)下「牢人は日陰者(ヒカゲモノ)こそ幸なれ。天下動乱の時はいんとん山居をもしたらんは何よりおもしろかるべし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

天泣

上空に雲がないにもかかわらず,雨が降る現象。風上にある雲からの雨であったり,雨が降ってくる間に雲が移動したり消えたりする場合などに起こる。天気雨,狐の嫁入りともいう。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

日陰者の関連情報