旦来郷(読み)あつそごう

日本歴史地名大系 「旦来郷」の解説

旦来郷
あつそごう

和名抄」高山寺本に「朝来」、東急本に「旦来」と記し、いずれも訓を欠く。現在海南市に且来あつそ地名が残り、この且来を中心に、現和歌山市本渡もとわたり小瀬田こせた、現海南市多田おおた山崎やまさき町などのかめの川中下流域の沖積平野に比定される。郷名は「続日本紀」和銅元年(七〇八)七月一五日条に竄入した錯簡記事に「紀伊国名草郡旦来郷壬戌歳戸籍」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 三上 大野

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む