早く(読み)ハヤク

デジタル大辞泉の解説

形容詞「はやい」の連用形から》
[名]早い時期。早い時刻。「早くに開けた地」「朝早くから並んで待つ」
[副]
早い時期に。かなり前に。「早く親をなくした」「早く世に認められた」
(多くあとに詠嘆の助動詞「けり」を伴って)驚いたことには。わかってみれば何と。
「いかなる船なると云ふ事を知らざるに、―、賊船なりけり」〈今昔・六・六〉
もともと。やっぱり。
「―跡なき事にはあらざめり」〈徒然・五〇〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

形容詞早いの連用形から
早い時刻。または、早い時期。 朝-から働く
時間的にかなり前であるさま。早い時期に。ずっと以前に。はやくに。 -父を失った
(「はやく…けり」の形で用いて)もともとそうであった事に今初めて気づいたという気持ちを表す。わかってみれば。 針をひきぬきつれば、-しりを結ばざりけり/枕草子 95
もともと。元来。 -跡なき事にはあらざめり/徒然 50

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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