早降(読み)さおり

精選版 日本国語大辞典 「早降」の意味・読み・例文・類語

さ‐おり【早降】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「さ」は接頭語 ) 田植えはじめの日の祝い。さ開き。苗立(なえだて)。⇔さのぼり(早上)
    1. [初出の実例]「さをりは五月におるる也」(出典:正徹物語(1448‐50頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android