明の月(読み)あけのつき

精選版 日本国語大辞典 「明の月」の意味・読み・例文・類語

あけ【明】 の 月(つき)

  1. 夜が明けて、なお残っている月。明け方の月。有明の月。残月。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「猪の寝にゆく方や明の月」(出典:俳諧・去来発句集(1771)秋)
  2. 次の月。あくる月。翌月。〔書言字考節用集(1717)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android