明心(読み)あかきこころ

精選版 日本国語大辞典 「明心」の意味・読み・例文・類語

あかき【明】 心(こころ)

  1. ( 「赤心」を訓読した語か ) 誠実な、偽りのない心。まごころ。清き心。
    1. [初出の実例]「かくさはぬ 安加吉許己呂(アカキココロ)を すめらへに 極め尽して 仕へ来る 祖(おや)のつかさと」(出典万葉集(8C後)二〇・四四六五)

みょう‐しんミャウ‥【明心】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。心を明らかにすること。さとりを開くこと。また、明らかな心、さとりの心。
    1. [初出の実例]「明心高翫晩秋」(出典:凌雲集(814)逸人詞〈賀陽豊年〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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