明心(読み)あかきこころ

精選版 日本国語大辞典 「明心」の意味・読み・例文・類語

あかき【明】 心(こころ)

(「赤心」を訓読した語か) 誠実な、偽りのない心。まごころ。清き心。
万葉(8C後)二〇・四四六五「かくさはぬ 安加吉許己呂(アカキココロ)を すめらへに 極め尽して 仕へ来る 祖(おや)のつかさと」

みょう‐しん ミャウ‥【明心】

〘名〙 仏語。心を明らかにすること。さとりを開くこと。また、明らかな心、さとりの心。
※凌雲集(814)逸人詞〈賀陽豊年〉「明心高翫晩秋

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android